保育士になりたい！>保育士の実習について、私の体験。

保育士になるには実習を行う必要があります。
保育士養成学校の短大の場合で説明していきましょう。

１年目には見学実習と部分実習があります。
見学実習では子どもの様子や保育士の動き、保育園の流れなどを把
握します。

部分実習では１日のうちの決められた時間を任され、設定保育を行
います。
設定保育とは保育士が何かの目的を持って子どもにこれをさせよう
という事を事前に決めておき、製作や運動、リズム遊びなどをしま
す。
私は２歳児を担当になっていたので、新聞紙を使って『新聞プール』
をしました。
ビリビリに破ったり丸めたりして新聞で遊びます。
最後に大きなビニール袋に散らかった新聞紙を入れて大きな新聞ボ
ールを作り、それでみんなで遊ぶという設定保育をしました。

２年目には１日全体を任せられる全体保育をします。
朝子どもが登園した時から、３・４時くらいまで、自分が責任を持
って保育士として子どもをまとめます。
当然その保育園の保育士も手伝ってくれたり、アドバイスをしてく
れますが、ほとんど自分の考えで行動し、子どもに指導したり援助
したりしなければなりません。

実習を行うまでに、いろいろな事を想定して『こんな時はこうしよ
う』『こうなった場合は○○をしよう』
など、考えておく必要があります。

いざ現場に立つと緊張のあまり、頭が真っ白になってしまうという
事もよくあります。
事前にメモに書き留めて置いたり、色々な視点から見たシーンを考
えておくと良いでしょう。